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2006/01/10撮影 |
福島県庁所在地の福島市の中心駅がこの福島駅です。駅周辺はそれなりに賑わっていますが、普通列車で郡山駅まで60分、仙台駅まで80分といずれも大きな駅が近くにあり、駅前の発展度ということになると両駅に少し遅れをとっているような感じがします。福島市は位置的に県の北端に近いこともあるのがその要因のひとつでしょうか。ただ、県を代表する駅のひとつということには変わりありません。
駅ホームは在来線が3面を使用し6つの乗り場、新幹線が2面4線を使用しています。この駅から青森へのもうひとつのルートである奥羽本線と、その奥羽本線上を走る山形新幹線が分岐しています。駅は東北の太平洋側、日本海側それぞれの県への分岐駅として東北線内でも重要な駅のひとつになっています。東北本線の在来線も上り下りとも福島駅止まりの列車が多数設定されていて、それぞれこの駅で折り返し運転が行われています。
開業時の所在は信夫郡福島町(ふくしままち)。明治22(1889)年4月1日の新町村制施行により周囲2村と合併をし福島町として町制を施行しました。福島町が市制を施行したのが明治40(1907)年4月1日の事になります。県内若松市(現会津若松市)に次いで2番目の市制施行ということになります。
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