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2004/01/19撮影 |
都道府県を代表する大きな駅の次駅に貨物取り扱いの拠点を移すのはよく行われることですが、この東福島駅もそんな中のひとつ。福島駅の貨物業務をこちらの東福島駅構内に移す工事が行われ、昭和53(1978)年6月24日に完成しました。旅客の扱いとしては島式のホーム1面2線のみの小さな設備を有するのみですが、それに反し、大きな構内が特徴的な駅です。周囲は住宅街で、そこそこの数の駅利用客があります。
もともとこの駅は瀬上という駅名で開業しています。開業時の住所は信夫郡余目村(あまるめむら)で、瀬上は隣の行政区である瀬上町より名付けられました。現在はここから東へ2Kmほど行ったところに阿武隈急行の瀬上駅があります。余目村は昭和29(1954)年3月31日に福島市に編入されています。福島市になってからも長らく瀬上を名乗っていましたが(瀬上町は昭和22年に福島市に編入されています)、貨物設備移設に先立ち昭和53(1978)年6月1日に現駅名に改称しています。
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