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2006/01/02撮影 |
昭和の初期に石油関連の工場が林立し、工業都市として知られる柏崎市。この柏崎市の代表駅が柏崎駅になります。市街地からは少し離れていて、市役所などの公的機関は駅から北へ1Kmほど離れたところに位置し、駅の周囲は工場が多く建ち並んでいます。この柏崎駅より新潟へ向かうもう一つの路線である越後線が分岐し、信越本線は日に何本かのこの駅始発の列車が設定されていて、信越線内の要所駅のひとつになっています。
駅ホームは2面4線を備え、広い駅構内を備えています。かつてはこの構内をたくさんの貨物列車が往来し県下一を誇る貨物取り扱い駅でしたが、現在は規模も縮小され広い構内を持て余している感じです。2階建ての幅の広い鉄筋コンクリート造の駅舎は、昭和42(1967)年5月に新築されたものです。
駅開業時より柏崎駅を名乗っていましたが、当時の住所は刈羽郡枇杷島村(びわじまむら)でした。枇杷島村は昭和3(1928)年12月1日に柏崎町に編入され消滅し、駅名の通り柏崎町の所属駅へと変わりました。柏崎町は昭和15(1940)年7月1日に市制を施行しています。
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