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2006/07/07撮影 |
越後線は柏崎~新潟を結ぶ83.8Kmの単線電化路線です。幾分内陸を走る信越本線のバイパス的な役割をしており、こちらは海側を走り抜けます。ただし、車窓から海を眺められる位置に線路は敷設されておらず、田園風景の中を列車が走り抜ける感じです。運行系統は中間の吉田駅で分断されており、新潟~吉田間に比べ柏崎~吉田間は列車の本数は極端に少なくなり、1時間に1本無いダイヤが組まれています。
越後線最初の駅は東柏崎駅です。柏崎の市街地は起点の柏崎駅よりはこちらの駅に近く、柏崎市役所は徒歩10分と最寄り駅になっています。周囲は住宅街となっており駅利用者も多めです。
駅ホームは相対式の2面2線を備えますが、現在片側のホームは使用されておらず、駅舎に付随するホームのみが使用されています。民営化後も委託の駅員が配置されていましたが、現在は無人駅になっています。大きな木造駅舎も現在は単なる待合室と化してしまいました。
開業時の駅名は比角といいましたが、これは当時の村名になります。刈羽郡比角村は大正15(1926)年9月10日に柏崎町に編入されています。市制施行は昭和15(1940)年ですが、現東柏崎に改称したのはずっと遅れて昭和44(1969)年になります。
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