|
2003/08/31撮影 |
浜川崎は南武(支)線と鶴見線の乗換駅。時刻表などの路線図を見ると、この駅はひとつの駅のようですが、各々の駅の入り口はそれぞれ独立して存在します。南武線と鶴見線の駅の入り口の間には一本の道路が通っており、駅間は約50mほどの距離があります。ただ、JRとしては同一の駅ですので、切符は別々に買う必要はありません。と言っても無人駅ですので改札はありませんが。(写真は南武線の入口です。)
駅の南には広大なNKK(日本鋼管)の京浜製鉄所があります。また、他にいくつかの工場が点在しており、この駅の利用者はほとんどがそこへの通勤のためのものです。
南武線・鶴見線とホームはそれぞれ1本ですが、駅構内は広く、線路は多数敷かれています。これは貨物用の線路。沿線の工場から各地へ向かうための貨物の拠点として浜川崎駅は機能しています。駅ホームの上部には高架の路線も存在しています(写真に少し写っています)。これは、東海道本線の貨物線で、田町あたりから独立した路線を通り、大田区の昭和島近辺を経由して、この浜川崎に到着。浜川崎は貨物駅も存在し、浜川崎の戸籍上の所属は鶴見線や南武線ではなく、東海道本線となっています。旅客設備が貧弱なのもうなずけますね。
|