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2004/01/02撮影 |
遠州(旧遠江国)最大の街であり、静岡県第2の都市である浜松市はかつて城下町、宿場町として栄えました。現在では商工業都市として町中に工場が数多くあります。駅はそんな浜松市の中心部に位置しています。新幹線の停車駅にもなっており、駅の周囲は商業施設などと共に宿泊施設なども多く軒を連ねます。
駅ホームはいずれも高架で在来線が島式2面の4線使用、新幹線の方は相対式の2面2線の形態をしています。新幹線のホームに合わせるように在来線が高架化されたのが昭和54(1979)年10月16日のこと。それまで線路によって分断され滞りがちだった市の南北の往来が、この高架化により解消されています。遠州鉄道への乗換えは駅をいったん出て少し歩く必要があります。駅名は新浜松で遠州鉄道の起点駅で、ホームはこちらも高架上にあります。
浜松市役所は駅より少し距離があり徒歩で15分ほど。市役所の裏手には浜松城があり、周囲は浜松城公園として広い敷地が広がっています。浜松市の市制施行は明治44(1911)年7月1日のこと。その後合併を繰り返し市域を拡大していきましたが、平成17(2005)年7月1日には周囲の天竜市、浜北市、周智郡春野町、磐田郡龍山村・佐久間町・水窪町、浜名郡舞阪町・雄踏町、引佐郡細江町・引佐町・三ヶ日町の2市8町1村と大合併を行い、面積、人口共静岡県下最大を誇る都市になりました。平成19(2007)年4月の政令指定都市化に向けてその一歩を踏み出したことになります。
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