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2004/01/02撮影 |
豊田町駅を出るとまもなく天竜川が見えてきます。天竜川は長野県の諏訪湖に源流を持ち長野県を南下し、愛知県と静岡県の境を経由して静岡県側に入り、遠州灘へ注ぐ全長213Kmの大河です。途中数箇所のダムがあり貴重な電力源でもあるこの川の河口からおよそ8Kmほど北上してきた所に東海道本線の鉄橋が架かっています。鉄橋を渡りきって1Kmほどの所にあるのがこの天竜川駅です。
ホームは島式の2面4線。各面をつなぐ鉄筋コンクリート(RC)の橋脚をもつ跨線橋が印象的です。貨物を扱う関係からか駅構内は広く、何本かの側線を備えています。駅舎は線内ではよく見られるRC造の平屋建てで、昭和47(1972)年7月に建てられたものです。駅の周囲は工場が多く立地していて、特にヤマハの関係の工場が多くあります。
開業時は浜名郡和田村という自治体の駅でした。和田村は昭和29(1954)年3月31日に浜松市に編入されています。
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