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2003/08/05撮影 |
この三島駅も函南駅同様、東海道本線が丹那トンネル経由になったときに開業した駅です。文字通り三島市の代表駅で、東海道新幹線開業から4年半後の昭和44(1969)年4月25日にこの三島に駅が設置されたのが要因となり、駅周辺も賑わいを見せています。また、修善寺までを結ぶ伊豆箱根鉄道への乗換駅にもなっており、伊豆半島への玄関としても機能しています。
駅ホームは在来線が2面4線、他に新幹線のホームが1面2線あります。市内の三嶋大社を模したといわれる駅舎は綺麗に補修されていますが、開業時の昭和9年の建築です。照りの付いた切妻屋根が大変特徴的な駅舎です。
駅の北側は東レの工場の敷地と、日本大学や高等学校など学校群の敷地が広がっています。また、駅の南側すぐの所に、面積71,800平米の市立公園である楽寿園、更に500m離れた所に三嶋大社と緑の多い街並みが広がります。三島の市街地はこの2つの土地を抜けた辺りにあり、市役所は駅から1Kmほど離れた所にあります。東海道本線静岡県内の名物、富士山がその雄姿を現わし、この駅からも大変よく見ることが出来ます。
駅開業時の行政区は田方郡三島町。三島町は昭和16(1941)年4月29日に錦田村との合併により市制を施行し三島市となり現在に至ります。
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