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2006/08/23撮影 |
国府多賀城駅を出た電車は、多賀城市の市域を離れ塩竃市へと入ってきます。塩竃市最初の駅は塩釜駅。東北本線では唯一の塩竃市内にある駅です。現在の陸前山王~品井沼間が開通したのが昭和19(1944)年11月で、当時この区間に駅はありませんでした。塩釜駅の開業はそれから12年経った昭和31年になります。
駅ホームは島式の1面2線で、開業時よりの鉄筋コンクリート造平屋建ての駅舎があります。塩竃市の中心部はどちらかというと仙石線の西塩釜駅、本塩釜駅近辺になりますが、西塩釜駅とこの駅は700mほどしか離れていません。徒歩でも10分足らずで行くことが出来ます。ただ本線唯一の駅ということで利用者はそこそこあり、広い駅前広場には数台のタクシーが常駐しているのは本塩釜駅とそれほど差はありません。
開業時より塩竃市の駅です。陸奥国一の宮、塩釜神社は北へ1Kmほどのところにあります。
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