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2005/03/16撮影 |
仙石線は下馬駅を出るとすぐに塩竃市に入ります。ここから3駅、塩釜と付く駅が続きますが、市名と駅名では釜(竃)の文字が異なります。最初の駅は西塩釜駅です。塩竃市も仙台への通勤圏としてベッドタウンの色彩が濃い街で、駅周辺には多くの住宅が建ち並びます。
西塩釜駅は相対式の2面2線のホームを備えています。上りホーム側は崖が迫っていて、その崖に食い込むようにホームがあります。ホームは築堤上の少し高い位置にあり、地平から橋上駅舎を支える長い柱が伸びていて、なかなかに見ごたえのある橋上駅舎だと個人的に思っています。平成17(2005)年3月1日に駅出札窓口休止、私が訪問した3月16日にはすでに無人駅になっていました。この立派な駅が無人駅ということで、寂寥感を覚える駅として強い印象に残っています。
開業時は宮城郡塩竃町。昭和16(1941)年に市制を施行、現在に至ります。
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