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2005/03/16撮影 |
宮城県の県庁所在地、仙台市は宮城県の中心都市であるのみならず、東北地方唯一の政令都市で東北地方の中心都市でもあります。かつては伊達政宗居城の仙台城(青葉城)の城下町として栄え、主街道が交錯する交通の要衝でもありました。現在では人口100万人を超える巨大な都市となり、東北の行政、経済の中心都市として発展を続けています。
仙台駅はそんな仙台市の中心部に位置する駅で、宮城県庁、仙台市役所、更に所属区の青葉区役所も近くにあります。鉄道も東北本線在来線のほか東北新幹線、山形へ延びる仙山線、海沿いの塩竃、石巻まで延びる仙石線と県内主要都市への乗換駅としても機能する大ジャンクションです。
駅は在来線が10、新幹線が4つのホームからなり、各方面への列車を捌いています。駅前はかなり広い面積のペデストリアンデッキが整備され、歩車分離が徹底されています。なお、駅舎の屋上は駐車場になっており他の新幹線停車駅では見られない形式です。
仙台市は明治22(1889)年4月1日に市制を施行しています。その後平成元(1989)年4月1日に東北では初の政令指定都市になっています。昭和53(1978)年のヒット曲『青葉城恋歌』(作詞:星間船一、作曲:さとう宗幸)で『広瀬川の瀬音床しき杜の都』と形容されている仙台は青葉城址や広瀬川、仙台七夕祭りなど観光地としても根強い人気のある町です。
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