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2008/01/16撮影 |
長町駅は仙台市太白区の中心地にある駅で、太白区役所は駅から500mほどのところにあります。かつてこの駅は構内に操車場を有する東北地方有数の貨物取扱い駅でしたが、国鉄末期にその機能は宮城野駅(貨物駅)に移行され、現在はその操車場も存在しません。駅の東側に位置するその跡地は現在、再開発の真っ最中で、数年後には大きく様変わりしているものと思われます。
駅は高架の島式1面2線です。先の再開発の一環として名取川(太子堂駅南側)から広瀬川(長町駅北側)までの間の線路高架化工事が行われ、平成18(2006)年9月18日に高架化完了、同時に高架駅に生まれ変わりました。この工事完了により線路の東西の分断が解消され、今後は東側の開発が進んでいくことと思われます。現在出口は写真の西口のみで東側は出られないようになっています。今後の開発状況により東口も設置されると思われます。
駅開業時の行政区は名取郡茂ヶ崎村(もがさきむら)といい、長町の駅名は同村の地籍より名づけられています。大正4(1915)年2月1日に単独で町制を施行し町名を長町としています。名取郡長町は昭和3(1928)年4月1日に仙台市に編入され消滅しています。
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