あおば通
あおばどおり
Aobadori

2005/03/16撮影

仙石線はあおば通～石巻までの50.2Kmを結ぶ電化路線です。あおば通～東塩釜が複線区間で、その先終点石巻までは単線区間となっています。仙台近郊の通勤路線、松島や塩竃などの観光地を結ぶ路線と2面性を持ち合わせている路線で、乗降客数も多いです。

あおば通駅は仙石線の起点駅です。もともとは線路名称どおり仙台を起点として石巻までを結ぶ路線でした。仙石線の仙台市街地区間である仙台～苦竹付近の、線路による市街地分断の慢性的な交通渋滞解消のために同区間を地下化する工事が行われ、平成12(2000)年に地下化が完了、時を同じくして仙石線はこのあおば通駅を開業し、同線の起点駅としています。都道府県の中心駅からわずか一駅のみという形態はJRでは珍しく、山陽新幹線の博多～博多南位しか思い当たりません。

駅ホームは地下にあり島式の1面2線の形式です。お隣仙台駅とは営業キロでわずか500mしか離れていませんが、東北地方では仙台駅についで乗降客数の多い駅になっています。