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2009/01/24撮影 |
学園都市国立市。駅前より南へ2Kmほど伸びる大学通りの脇には、一橋大学や桐朋学園などの学校が建ち並びます。その大学通りは幅約50mあり広い歩道が設けられ1200本にも及ぶ桜とイチョウの木が植えられ、春・秋には見事な光景をつくりだします。その大学通りの終端は南武線の谷保駅となっています。
この駅は、立川駅と国分寺駅の間に駅を作る時に、その両駅の一字づつを採り国立駅と名付けられました。さらに昭和26(1951)年4月1日に町制施行時にそれまでの北多摩郡谷保村の地名を、駅名から国立町とし、昭和42(1967)年市制施行の際にもそのまま市名となり現在に至っています。駅名を自治体名にするという珍しいところです。国立は『こくりつ』とも読めます。道路の案内標識に国立立川病院(こくりつたちかわびょういん)とあったのが、幼い頃すごい不思議でした。
大正15(1926)年の開業時から使用されていた三角屋根が特徴的な駅舎が、その機能としてはもとより、町のシンボル的な存在としてその役割を果たしてきましたが、中央本線高架化の一連の工事に伴い平成18(2006)年10月8日を持ってその役割を終えました。平成21(2009)年1月11日に一部工事が完了し、下りホームが先行して高架に移設され使用開始されています。上りホームが完成し、完全に高架化するのは平成22(2010)年度の予定です。
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