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2004/01/02撮影 |
金谷を出た電車の車窓からは、お茶畑が一気に開けてきます。ここ菊川は、茶所静岡県の中でもその生産量の多いところで、牧ノ原台地と呼ばれるこの辺りは県内有数の茶の産地です。
駅のホームは2面3線。出口は南側にあり、北側は旭テックという工場の敷地が広がっています。鉄筋コンクリート造の駅舎は昭和41(1966)年4月の建築。2階部分の周囲には目隠しの金物があり、そこに駅名が表示されているのは国鉄がJRとなった今でも変わりありません。
開業時の駅名は堀ノ内で、住所は小笠郡堀之内町(ほりのうちちょう)でした。堀之内町は昭和29(1954)年1月1日に周辺の4村との合併により菊川町として町制を施行、2年後に町名に合わせ駅名を菊川と改称しています。菊川は町中を流れている河川名です。その後平成17(2005)年1月17日に小笠町との合併により菊川市になっています。市役所は駅南へ徒歩5分ほどです。
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