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2003/08/12撮影 |
「寿司食いねぇ、江戸っ子だってねぇ。」 「神田の生まれよ。」
おなじみの浪曲『森の石松 三十石道中』の一説にも登場する神田です。現在では、色々な店が立ち並ぶ商店街、そして駅周辺にはビジネス街と二面性を持っています。この神田駅が最寄ではありませんが、神田神保町の古書店街や神田小川町のスポーツ用品店街、更に外神田(秋葉原)の電気街店などは有名です。
長らく中央本線の起点は東京駅でした。しかし、国鉄からJRへの移行の際の国鉄再建法をはじめとするさまざまな法律・政令により二重戸籍の解消の動きが見られ、JRが提出した『事業基本計画』が昭和62(1987)年の6月15日に運輸大臣に承認され、政令上の起点は神田となりました。同時に二重戸籍になっていた代々木~新宿間も解消(この区間は山手線の所属)され、JR東日本の中央線は神田~代々木および新宿~塩尻に変更されました。また、この区間表示は政令ベースによるものでしたが、平成10(1998)年の7月2日に正式に中央線の区間として表示されるようになりました。但し、この駅からの始発電車などはもちろん無く電車は東京駅を発着します。 (東京~神田は東北本線の所属となっています。)
徒歩10分の所に交通博物館があり、鉄道に限らず飛行機や自動車等の資料があります。
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