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2004/07/23撮影 |
昭和60(1985)年3月17日~9月16日に国際科学技術博覧会、通称つくば万博が開催されました。その際のアクセス駅として、臨時駅である万博中央駅が期間内に営業を開始しました。当時付近の住人は駅存続を望んでいたようですが、この万博終了と同時に駅も廃止されました。その後、常磐線沿線の宅地化の波がこの駅近辺にも押し寄せてきて、万博終了から13年目にしてこのひたち野うしく駅が開業しました。営業キロでいうと、万博中央駅とこの駅は100mしか離れていません。
平成10年に開業ということで、駅舎は大変立派なもの。改札口へはエレベーター、エスカレーターも完備されていて、特筆すべきは跨線橋(橋上駅舎)へ向かう広々とした石の素材の階段。非常に開放感があり、他の駅にはなかなか見られない設備です。
駅の目の前に高層の集合住宅が建設される等、駅周辺は宅地化が進んでいます。牛久駅周辺が飽和状態の現在、この駅周辺に注目がいくのも当然のことでしょう。
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