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2003/08/05撮影 |
伊東線は熱海から伊豆半島を南下し、伊東までの16.9Kmを結ぶ単線の電化路線です。伊東からは更に伊豆急行の伊豆急行線が45.7Km南下し伊豆急下田駅までを結んでいます。JRの電車は伊豆急行線にも乗り入れており、両路線は地元の通勤などは元より、伊豆半島観光の輸送機関としても機能しています。
熱海から東海道本線と並走して1.2Km、伊東線最初の駅、来宮駅に到着します。東海道本線上に駅がありますが、東海道本線の電車は停車しません。もともと信号場として昭和9(1934)年12月1日に設置されましたが、伊東線の熱海~網代間が開通したと同時に駅に昇格しています。
駅ホームは島式の1面2線。東海道本線の下り電車に乗っていると左手にホームの様子がよく見えます。駅舎は木造のものが残っており、妻面から入る形状をしています。
駅名の由来ともなっている来の宮神社は駅の北側へ徒歩10分ほど。樹齢2,000年ともいわれる天然記念物の大楠が聳え立ちます。また、梅まつりでおなじみの熱海梅園は西へ徒歩10分ほどの所にあります。
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