来宮を出た電車は、山間をいくつかのトンネルを抜けつつ伊豆多賀駅に着きます。狭い駅前広場から高台に駅舎やホームが位置しており、写真のような階段を上って駅舎に行き着く構造をしています。
ホームは相対式の2面2線です。駅の周りは桜の木が多く植えられており、開花の季節には見事な風景を作り出します。
多賀の名は開業時の村名です。田方郡多賀村は開業2年後の昭和12(1937)年4月10日に熱海町との合併により熱海市になりました。
昭和60(1985)年2月25日軟券化。