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2005/10/04撮影 |
磐梯熱海駅を出た電車は山並みの地形を進んでいきます。5.4Km進んだところに中山宿駅があります。特に周囲に住居など見られない、畑と荒涼とした土地が広がる真っ只中に駅があります。
駅ホームは1面1線の行違い不可の構造をしています。この駅は開業時は仮停車場として明治31(1898)年7月26日に開設され、正駅に昇格したのは翌年の明治32年になります。開業時は現在より800mほど磐梯熱海よりにあり(営業キロは磐梯熱海より4.6Km)、スイッチバック式の構造をした駅でした。現在の位置に移転してきたのは平成9(1997)年3月22日の事になります。なお、現在でも旧駅の遺構が残されており、ホームの跡などが車窓から確認できます。
駅開業時の住所は磐梯熱海駅と同じく安達郡高川村。熱海町を経て現在は郡山市の駅へと変わっています。郡山市域は広く、この駅が郡山市最後の駅になります。
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