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2005/10/04撮影 |
磐越西線沿線、屈指の温泉街である磐梯熱海温泉の玄関口がこの磐梯熱海駅になります。磐越西線とその西側に流れる五百川との間にたくさんの宿泊施設が建ち並びます。磐梯観光の拠点にもなっており、駅利用者も多いです。
駅のホームは2面3線を備え、鉄筋コンクリート造の駅舎があります。この駅舎は昭和54(1979)年6月に観光地を意識して新築されたものです。開業時、熱海駅と称しましたが、東海道本線の熱海駅開業に当たり岩代熱海と旧国名を冠した駅名に改称されています。その頃温泉街も岩代熱海温泉と呼ばれていました。さらに昭和40(1965)年には磐梯観光を意識して磐梯熱海駅に改称、時系列の前後は調べ切れませんでしたが、その頃温泉街も磐梯熱海温泉と呼称を変更しています。
駅開業時の住所は安達郡高川村(たかがわむら)。高川村は昭和15(1940)年4月1日に単独で町制を施行、その際に熱海町(あたみまち)に改称しています。昭和29(1954)年に安達郡→安積郡に変わり、昭和40(1965)年5月1日に郡山市と合併し安積郡熱海町は消滅しています。
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