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2006/07/07撮影 |
新潟県の西山油田といえば全国でも屈指の産出量を誇ったといわれ、町のあちこちに油井の櫓が建てられていました。かつて西山駅はその石油類やそれに伴う機械などの貨物輸送で繁栄した駅でした。やがて産出量は減り、昭和30年代後半には石油類の貨物輸送も皆無になったといいます。現在では貨物全盛時の面影は無く、旅客輸送がひっそりと行われているのみです。
駅の設備は相対式の2面2線で行き違いが可能で、柏崎駅を出てから初めての交換可能駅になります。現在は無人駅になっており、平成4(1992)年12月末に建てられた、木材を多用した大きめの待合室が入り口部分に建てられています。
駅開業時の住所は刈羽郡二田村(ふただむら)。駅名の西山は油田の名称から採用されたものです。二田村は昭和34(1959)年4月10日に朝日町と合併しその時に駅名(油田名)である西山町として町制を施行しています。西山町は平成17(2005)年5月1日に柏崎市に編入され現在は柏崎市の所属となっています。
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