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2004/05/06撮影 |
『笹川流れ』といえば、日本海の荒波が作り出した奇岩、洞窟が続く景勝地として知られています。昭和2(1927)年には国の天然記念物にも指定された笹川流れ最寄り駅がここ、桑川駅になります。国道354号線沿いにあるこの駅は駅としては無人駅ですが、道の駅が併設されており駅の出入り口は道の駅の建屋と兼用されています。シーズンにはたくさんの人がこの道の駅を利用し賑やかになります。
駅ホームは2面3線の形態です。道の駅『笹川流れ・夕日会館』は平成5(1993)年11月に完成し、屋上は展望台となっています。笹川流れに沈む夕日は景勝地の風景の中でも特にすばらしいものとされていて、この展望台からも良く見えるようです。
駅開業時の住所は岩船郡下海府村(しもかいふむら)。昭和30(1955)年3月31日に5村の合併により山北村(さんぽくむら)となりました。昭和40(1965)年11月3日に山北町として町制を施行。平成20(2008)年4月1日に1市2町2村の合併により村上市となり山北町は消滅しています。
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