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2006/07/07撮影 |
阿賀野市には羽越本線の駅が3つあり、その3つ目の駅がこの神山駅になります。阿賀野市は水原駅周辺部の市街地を外れると水田が多く見られ、この駅周囲にも水田が広がっています。旧笹神村の駅でしたが、笹神村の中心地だったところは駅よりもだいぶ離れています。
駅ホームは相対式の2面2線の設備です。同市内の京ヶ瀬駅同様、昭和47(1972)年に早々と無人化されています。かつての木造駅舎は解体され、平成8(1996)年2月に写真の待合室に建て替えられています。なお、この駅はもともとは信号場でした。昭和19(1944)年9月28日に開設、駅昇格は戦後の昭和30年の事になります。
駅名の神山は開業時(信号場開設時)の村名です。北蒲原郡神山村は駅に昇格した翌年の昭和31(1956)年9月30日に笹岡村と合併を行い、笹神村(ささかみむら)となり消滅しています。市街地からは外れていましたが、笹神村唯一の駅でした。笹神村は平成16(2004)年4月1日、合併により阿賀野市に変わっています。
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