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2004/03/31撮影 |
『ようこそ日本一のモグラ駅 土合へ』
現在は無人となった駅舎への入り口の上部には、上記の言葉が書かれた看板が取り付けられています。由来はこの駅の下りホームで、湯檜曽手前より新清水トンネルに入った電車はそのままこの土合駅の地下ホームへと到着します。地上部分の標高は約650m、トンネル(地下ホーム)は標高約580mのところにあり、外に出るには実に標高差70m、462段・338mの階段を延々と10分間昇る必要があります。昇りきってさらに140mほど歩いて改札口に到着します。
上りホームは隣の湯檜曽駅同様地上にあります。尚、上りホームと下りホームの標高差は前述の通りですが、平面的な位置も両者にはかなり違いがあります。土合までの営業キロは高崎から69.3kmになっていますが、これは上りホーム(地上)が基準になっています。
関東近県では一番遅くまでスキーを楽しむとことが出来る、また夏にはたくさんの登山客で賑わう谷川岳(天神平)の入り口に駅はあります。この駅より2kmほどのところから天神平へ向かうロープウェイが出ています。
湯檜曽もそうですが、この土合も無人駅にしておくのは惜しいくらいの立派な駅舎です。赤い三角屋根に特徴があり駅舎内は大変広いです。上越線群馬県はこの駅までで、下り電車は新清水トンネル内で新潟県に入ります。
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