旧三郷村には隣の一日市場駅と、この中萱駅の2つの駅がありました。一日市場と同じく開業時は南安曇郡明盛村の駅でしたが、三郷村を経て現在は安曇野市に変わっています。
駅はホーム1本、線路1本の行違い不可の構造をしています。昭和61(1986)年に新築された駅舎は、近くにある貞享義民社(じょうきょうぎみんしゃ)という神社を模して建てられたもので、小規模な駅にこじんまりとした神殿風の駅舎が印象深い駅になっています。駅舎内では簡易委託による駅業務が行われています。
昭和58(1983)年3月25日無人化。