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2003/12/23撮影 |
横須賀線はその名の通り、全長23.9kmの営業キロのうちの約半数が横須賀市内を通っています。三浦半島内最大の面積を誇る横須賀市。その最初の停車駅である田浦駅周辺は丘陵地帯に囲まれた港町で、駅北側の長浦港周辺にはたくさんの工場があり、その通勤客で駅も賑わいを見せます。ただ昼間は朝夕とは正反対に閑散としています。駅ホームの屋根(庇)の骨組みがずべて木造のものがあったりして、趣があります。
この駅のホームはトンネルとトンネルに挟まれるかたちで存在しています。逗子駅で切り離されて11両に減った編成でも、この田浦駅ではまだホームより電車の方が長く、一部の車両は停車時もトンネル内に入っており、ドアが開きません。ご注意を。
駅から30分ほど歩きますが、山の斜面に約700本の梅の木が植えられた田浦梅林があり、2~3月頃に見事な花を咲かせます。3月上旬には梅まつりも行われます。
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