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2004/08/27撮影 |
路線は内房線の名称ですが、この千倉駅より終点の安房鴨川駅まで電車は外房沿いを走ります。駅は千倉観光の拠点で、瀬戸浜海水浴場や南千倉海水浴場、あるいは千倉温泉や千倉漁港など様々な箇所へ駅前からバスが出ています。また、シーズン中は駅前にタクシーも増え、館山と並ぶ南房総観光の要所駅のひとつになっています。
駅ホームは2面3線の構造をしています。特急の停車駅になっていて、特急電車、普通電車共々この千倉で折り返す電車が存在します。南房総は房総フラワーラインなどと呼ばれる地域があるほど花の栽培では有名で、海沿いには直売所などがあったりしますが、駅のホームにもパンジーなどの花が飾られていて、来る人の目を楽しませてくれます。
この駅より再度南房総市に入ります。千倉の市街地は、駅から2Kmほど離れた千倉港近辺に展開されています。駅は市街地からは少し離れている感があります。
駅開業時は安房郡健田村(たけだむら)という自治体でした。健田村は昭和29(1954)年4月1日に千倉町、七浦村との合併により千倉町となりました。長らく千倉町を代表する駅でしたが、平成18(2006)年3月20日、合併により南房総市となり現在に至ります。
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