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2009/10/30撮影 |
内房にある館山駅と外房にある千倉駅との距離は約11Km。その中間地点にあるのがこの九重駅で、内房線内では海から一番離れた駅ということになります。相対式ホームを持つ駅員無配置駅で、出口は下りホームに付随しています。この駅は跨線橋が無く、ホーム間の渡り部分が長いホームの一番端(館山より)にあるため、特に上り方は前のほうに乗らないと出口まで相当な距離を歩かされます。
駅名看板が盗難に遭い、その箇所に地元の小学生の卒業制作による手彫りの木の駅名看板が取り付けられました(平成11年頃)。当時の木造駅舎は写真の待合室に建替えられましたが、手彫りの駅名看板は現在も新しい待合室のホーム側に掲げられています。
開業時の安房郡九重村は、昭和29(1954)年5月3日に館山市に吸収されています。
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