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2004/08/17撮影 |
南房総を二分する都市は東に鴨川市、そして西は館山市です。南房総を代表する都市であり、観光の拠点ともなっている館山市の中心部に館山駅があります。市内の海水浴場や房総半島最南端の白浜町などへも駅よりバスが連絡していて、特に夏はたくさんの人がこの駅を利用します。
駅ホームは2面3線を備え、駅舎は橋上にあります。橋上駅舎化は平成11(1999)年3月です。全ての特急列車が停車し、下りの安房鴨川方面への電車や、館山で折り返す電車など様々な形態の電車が発着し、内房線内の要所駅のひとつになっています。
開業時の駅名、北条は町名です。安房郡北条町は昭和8(1933)年4月に隣の館山町と合併し館山北条町となり、昭和14(1939)年には那古町、船形町と合併して館山市となっています。更にいくつかの村などを吸収し、市域は拡大しています。
内房線、実際に内房沿いを走るのはこの館山までです。ここより下り方は電車は外房方面を目指し、進路を東へと転換します。
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