安善
あんぜん
Anzen

2003/08/31撮影

安善駅の周辺には、東芝京浜事業所や東京ガス鶴見工場などがあります。さらに、南へ500m程行った、安善運河を越えたところにはたくさんの石油タンクが建ち並び、そこへの専用線路がこの駅の構内から延びています。

現在主流の20mの通勤電車を大川への支線にも投入する為（それまでは17mの電車がこの支線を走っていました）、平成8(1996)年3月16日のダイヤ改正より、この駅が大川への支線の分岐駅になっています。それまでは、隣の武蔵白石が分岐駅でしたが、20m車は武蔵白石駅構内の、支線へ行くためのカーブを曲がりきれなかったので、新たに安善駅から線路を敷き直しています。武蔵白石のカーブ上に存在したホームも現在では撤去され、駐車場になっています。但し、現在でも戸籍上の大川支線の起点は、武蔵白石駅になっています。

安善の由来は、地元の開発に貢献した安田財閥の創始者、安田善次郎氏に因んでいます。

昭和46(1971)年3月1日無人化。