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2003/08/05撮影 |
その昔、城下町として、また東海道の宿場街として小田原は栄ました。現在の小田原市の中心部にある小田原駅は、小田急電鉄、箱根登山鉄道、伊豆箱根鉄道の乗換え駅で、新幹線も停車する神奈川西部の大ターミナル駅です。平成15(2003)年3月30日より橋上駅舎が使用開始されています。
駅西側に小田原城址公園があります。昭和35(1960)年に復元された天守閣が聳え、町のシンボルにもなっています。天守閣に昇る事もでき、小田原の市街地や相模湾を一望できます。また、園内には桜が植えられており、開花の季節には花見客でも賑わいます。
東海道の旅人は、箱根山を越える為に小田原宿で一夜を明かし、早朝に出発して1日がかりで、次の三島宿を目指したといいます。東海道の難所のひとつが箱根でしたが、電車の東海道本線は旧東海道とは別の海沿いのルートを取り、熱海を経由し三島を目指します。現在、新幹線では小田原~三島間は20分強で行くことが出来ます。
私が小田原と聞いて真っ先に思い出すのは何故かかまぼこです。小田原の特産物のひとつですが、箱根駅伝の小田原中継所の印象が強いんでしょうかね。
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