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2004/01/02撮影 |
『箱根八里は馬でも越すが 越すに越されぬ大井川』
島田は東海道24番目の宿場町。東海道最大の難所といわれた大井川を控えたこの宿場は、川の水かさが増すと川留めとなり川を渡ることが出来ない人々があふれ、そのおかげで宿場も大変な賑わいを見せたといいます。現在では大井川にはたくさんの橋が架けられており、そんな話も遠い昔の事となってしまいました。
島田の駅も大井川を渡る手前に位置しています。島田市の中心部にあたり、街は出口のある駅の北側に開けています。南側には工場の敷地が広がり、1Kmほど行けば大井川の河川敷があります。駅のホームは2面3線。静岡近郊区間の電車は、ここ島田駅までの区間が設定されており、この島田駅で折り返す電車が多くあります。ここから下り方は浜松までの区間で本数が若干減ることになります。
志太郡島田町の市制施行は昭和23(1948)年1月1日。その後いくつかの町村を取り込み市域を拡大しています。平成17(2005)年5月5日には合併により、大井川の対岸の町である金谷町も島田市の市域へと変わっています。市役所は北へ約1Kmほど。また、川越の宿場の街並みを残した大井川川越遺跡が駅の西側、1.5Kmほどのところにあります。
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