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2003/08/05撮影 |
沼津市の西の外れに原駅があります。駅開業時、この辺りは駿東郡原町でしたが、昭和43(1968)年4月1日に沼津市に吸収されています。原は東海道53次の13番目の小さな宿場町でした。現在、その面影はあまり見られませんが、駅舎は宿場を意識してか、腰になまこ壁風の装飾を施した和風のつくりをしています。駅ホームは2面3線、駅の北側に出入り口があります。
東海道の原宿というと、安藤広重の浮世絵、東海道五十三次に出てくる原の絵は、画枠からはみ出るように富士山が描かれていてとても印象的です。原駅の西方、浮島ヶ原と呼ばれる地域から見る富士山は、東海道随一と謳われています。
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