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2006/01/10撮影 |
名取市は市の面積の大きい割にはJRの駅は2つしかありません。館腰駅ともうひとつが市の中心部に位置するこの名取駅です。名取市は近年、仙台のベッドタウンとして人口が増加、また国際空港である仙台空港を抱え(岩沼市との間に立地)県内要所都市のひとつでもあります。平成19(2007)年3月18日には仙台空港へのアクセス鉄道である仙台空港鉄道の仙台空港線が開業し、この名取が分岐駅になっています。空港線は空港からこの名取を経由し東北本線に乗り入れ仙台までの間を結んでいます。
名取駅のホームは2面3線を備えています。駅舎は平成15(2003)年7月に新築された橋上駅舎で、駅の東西を結んでいます。翌平成16年には駅前など周囲の整備も完了し、立派な駅に生まれ変わっています。
駅開業時は増田という駅名でしたが、これは所在地の村名によるものです。名取郡増田村は明治29(1896)年に町制を施行、増田町となりました。昭和30(1955)年4月1日に周囲の1町4村と合併を行い名取市として市制を施行し増田の自治体は消滅、昭和38年には市名に合わせ駅名を名取に改称し現在に至ります。
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