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2005/11/16撮影 |
田村市は平成17(2005)年3月1日に田村郡船引町・滝根町・大越町・都路村・常葉町の5町の合併により誕生しました。ここは、合併前の船引町に属し駅も町の中心部に位置していましたが、田村市となった現在もこちらに行政の中心が置かれました。田村市役所は駅から徒歩5分ほどの旧船引町役場に置かれています。
駅は島式の1面2線で行違い可能です。狭い駅前広場に大きな駅舎が目立ちますが、平成16(2004)年9月に建てられた多目的ホールなどを併設した新しい駅舎で、田村市船引コミュニティプラザという看板が掲げられています。田村市内には6つの駅がありますが、乗降客数はこの駅が最多で、他の駅に比べ群を抜いています。
駅開業時は田村郡片曽根村(かたそねむら)という住所で駅名はこの村の地籍より名付けられました。片曽根村は昭和9(1934)年4月1日に単独で町制を施行し、その際に駅名に合わせる形で船引町と改称しました。昭和30(1955)年には周囲の5村との合併により町域を広げ平成17(2005)年、合併により田村市となり現在に至ります。
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