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2006/01/10撮影 |
大河原駅を出た電車は間もなく柴田町(しばたまち)の町域に入ります。柴田町には東北本線、2駅が存在し、最初の駅は船岡駅になります。船岡はかつて城下町、宿場町として栄えた町で、船岡駅は柴田町の中心的な位置にあります。町役場も駅からそれほど離れていない場所にあります。
船岡駅はなんといっても大きな駅舎が目を引きます。平成2(1990)年8月4日に完成したこの駅舎は船岡城に因んだ城型の駅舎で、圧倒的な存在感があります。屋根上には金のしゃちほこも鎮座しています。なお、この駅舎は地平駅舎で、駅の南北は自由通路にて連絡しています。この自由通路と駅構内の跨線橋が間に改札口を挟む形で連絡しています。よって、この駅は二ヶ所の改札口が存在することになります。このような形態はこれより下りの複数の駅で見ることが出来ます。
駅開業時は柴田郡船岡村で、駅名は村名によるものです。昭和16(1941)年11月3日に町制施行、船岡町となり昭和31(1956)年4月1日に槻木町と合併、柴田町となり現在に至ります。
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