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2006/01/10撮影 |
電車は白石川沿いを更に東へと走ります。やがて白石市の市域を離れ柴田郡大河原町の域内に入ってきます。大河原町は周囲の市町村と比べて非常に面積が小さい自治体ですが、仙台のベッドタウンとして宅地化が急激に進んでいる町です。その大河原町唯一の駅が大河原駅ということになります。元来は駅から西へ1Km弱離れた、白石川を渡った地域が市街地で役場もそちらにありますが、近年は駅周囲も市街地化が進み、商業施設なども多く見られ賑やかになっています。
大河原駅のホームは2面3線で、駅舎は地上駅舎があり出口は駅西側になっています。周囲の宅地化に加え複数の高等学校が駅最寄にあり、朝の時間帯は多くの乗降客で混雑する駅です。駅の北側、白石川沿いに『一目千本桜』と呼ばれるソメイヨシノの群生地があり、約7kmもの桜並木が続いてます。大河原~槻木間の車窓からも季節には多くの桜を眺められます。
駅開業時は柴田郡大谷村(おおやむら)で、明治22年の新町村制施行の際に周囲の3村と合併して大河原町となりました。大河原町は、明治期より残る歴史の古い自治体です。
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