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2004/06/02撮影 |
この磐城塙駅は東白川郡塙町に属しています。面積の大きい町ですが鉄道の駅としてはこの駅が町唯一のものになります。駅は町の中心部に位置しており、町役場は徒歩5分ほどのところにあります。
円錐形の屋根を持つ変わった建屋が駅舎として機能しています。この駅舎は平成5(1993)年の建築で、塙町コミュニティプラザと名付けられ、駅の待合室の他に町立図書館や展示場、喫茶店などを併設した複合施設になっています。もともとは写真向かって右側2棟(実際は写真に写っていない屋根が存在するので、2棟という表現は適切ではありません)の図書館が先に建設され、遅れて同じ形の駅舎等(左3棟)が建てられています。駅のホームは相対式で行違い可能。駅業務は簡易委託にて行われています。
駅開業時の住所は東白川郡常豊村(つねとよむら)。常豊村は昭和23(1948)年11月3日に単独で町制施行をし塙町に改称しています。その後、昭和30年3月10日に笹原村との合併により塙笹原町になりましたが、同年3月31日に石井村、高城村の一部との合併により再度塙町に戻って現在に至っています。
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