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2004/09/08撮影 |
この太東駅よりいすみ市に入ります。駅名の太東は開業時の村名で、長生郡太東村は昭和29(1954)年12月1日に単独で太東町として町制を施行しています。その際に所属郡を長生郡から夷隅郡に変更しています。昭和36(1961)年8月1日には長者町との合併により夷隅郡岬町に変わっています。ながらく岬町の駅でしたが、平成17(2005)年12月5日に3町の合併によりいすみ市として市制を施行し、岬町は消滅しています。
古くから残る木造駅舎内では、委託により切符販売が行われています。駅ホームは2面3線。もともとは2面2線の相対式でしたが、東浪見~長者町が複線化した平成8(1996)年11月17日に現ホームに改良されました。
駅から少し距離がありますが、北東2Kmほどのところに太東海水浴場があります。この太東海水浴場が九十九里浜と呼ばれる、房総半島の東側の北側半分を占める長大な砂浜の南端になっています。ここより南は岩場も多く見られるようになり、砂浜一辺倒とは異なる風景が展開されます。
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