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2005/03/16撮影 |
仙山線の仙台近郊電車はこの愛子駅までの区間が設定されていて、数多くの電車がこの愛子駅で折返し運転を行い仙台駅に帰って行きます。ここから先、山形駅までの区間は電車の本数が減り、1時間に1~2本程度の運行になります。仙山線の各駅は平成の世になり沿線の人口が急増、駅利用客も多くなっており、この愛子駅も駅南に1Kmほどのところの山裾に大規模な新興住宅地があり乗降客数も多いです。
駅のホームは2面3線の設備を備えています。各ホーム間は跨線橋ではなく構内を直に渡る構造としています。駅の東側に跨線橋のようなものがありますが、これは外部にある駅の南北をつないでいる自由通路です。駅ホーム上の駅名標には駅名とともに秋保温泉口という説明が加えられています。東北を代表する温泉郷、秋保温泉のアクセス駅としても機能しており、バス利用で20分、タクシーでは10分ほどで行き着くことが出来ます。
駅開業時の住所は宮城郡広瀬村で、愛子はこの広瀬村の地籍より名づけられました。広瀬村は昭和30(1955)年2月1日に大沢村と合併、宮城村となり消滅しています。宮城村は昭和38(1963)年11月3日に単独で町制を施行、宮城町となりましたが昭和62(1987)年11月1日に仙台市に編入され消滅しています。平成元(1989)年4月1日には政令指定都市になりこのあたりは青葉区の区域に設定されています。
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