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2005/11/16撮影 |
かつてセメントの原石運搬の貨物を扱い、いくつもの側線を持つ広い構内の駅でしたが、貨物扱いは廃止され現在では島式のホームが残るのみ。側線は全て撤去され、跡地には住宅が建築されています。ホームから駅構内を見渡しても、かつてここが貨物取扱い駅で広い構内を持っていたことがとても想像できません。ただ、大きな風格のある木造駅舎が唯一、その名残となって佇んでいます。国鉄時は有人駅で、民営化後もしばらくは駅員を配置していましたが現在は無人駅になっています。
駅開業時は隣の赤井駅同様、岩城郡赤井村の駅でした。昭和30(1955)年2月11日にこの駅周辺は上小川村、下小川村との合併により小川町となり、昭和41(1966)年に合併によりいわき市として市制を施行、現在に至ります。
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