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2005/03/21撮影 |
茅野市の中心部にある茅野駅は蓼科や白樺湖(それぞれバスで30分、50分。共に茅野市内)、その他スキー場などのリゾート地への玄関駅として機能しています。駅前はバスやタクシーなどで賑わい土産物屋などが軒を連ねています。
駅ホームは2面3線を備え特急電車の停車駅になっています。駅舎は橋上にあり、もともと駅舎があった側の西口(写真)にはペデストリアンデッキも完備されています。橋上化は昭和61(1986)年。橋上化に伴い近年は駅の東側の開発も進んでいます。茅野市役所は東口を出て徒歩5分ほどです。
この駅の開業時の住所は諏訪郡永明村(えいめいむら)。開業時周囲は人家などほとんど無い荒涼とした地域だったそうです。駅設置により周囲は発展をし昭和23(1948)年5月3日にはちの町として単独に町制施行をしました。昭和30(1955)年2月1日に周囲6村との合併により茅野町となり、昭和33年8月1日に市制を施行しています。なお、茅野という駅名は当時所属した永明村の隣村であった宮川村の地域名を採ったもので、その後駅と共に町が栄え、駅名が町名→市名となった珍しいものです。
中央本線の複線区間はこの駅までで、この先3.7Km行った所にある普門寺(ふもんじ)信号場より単線となります。
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