青柳
あおやぎ
Aoyagi

2005/03/21撮影

この青柳駅から茅野市に入ります。富士見町から茅野市に入ってすぐの所に駅があります。開業時は駅員を配置していましたが、国鉄時の昭和59(1984)年に無人駅になっています。当時の木造駅舎が無人化後もしばらく残されていましたが、平成13(2001)年9月に写真の待合室が新築されています。

駅のホームは2面3線を備えます。入り口部分とは別に、島式のホーム上にも待合室があります。駅舎は駅の外から見て左側が待合室になっていて、外壁がガラス張りの構造で室内が明るくなっています。また、真ん中部分が鉄筋コンクリート造で屋根部分がせり上がった構造をしていますが、その昔旧家で見られた『うだつ』という防火壁の一種（屋根の装飾も兼用）をモチーフにしたものだそうです。少しかけ離れている気がしないでもないですが。

駅開業時は下諏訪郡金沢村の駅でした。昭和30(1955)年2月1日に合併により茅野町となり、3年後の昭和33年に市制を施行しています。この駅を金沢の駅と呼ぶ地元の人が少なからずいるそうです。

昭和59(1984)年3月21日無人化。