|
2004/04/21撮影 |
韮崎駅付近より長野県内に入るまでは急な上り勾配が続きます。韮崎駅の標高は354mでここ穴山駅は518m。8Kmほどの距離で160mほど上ってきたことになります。穴山駅も韮崎、新府などと同様にスイッチバック式の駅でしたが、昭和48(1983)年の複線化工事に伴い駅が改良されスイッチバックも解消されています。現在でも、駅入り口にある駅舎からホームまではかなり離れていますが、これはスイッチバックの名残で、スイッチバックの時はこの駅舎の方面に引込み線が来ていました。
ホームは島式の1面2線。前述の通り駅舎から長い通路を通ってホームに行き着く構造をしています。民営化後も古い木造駅舎が残っていましたが、平成12(2000)年に写真の駅舎が新築されています。
穴山は開業時の村名で、北巨摩郡穴山村は昭和29(1954)年10月に1町10村の合併により韮崎市へと変わっています。
|