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2003/07/08撮影 |
高尾を出ると神奈川県に入ります。最初の駅は相模湖駅、行政区は相模原市になります。
駅名となっている相模湖は昭和22(1947)年に完成した相模ダムに堰き止められた人造湖で、水源・発電等の目的で使用されています。駅開業時の住所は津久井郡与瀬駅で駅名(鉄道の)も与瀬と称しました。大正2(1913)年4月1日に与瀬町として町制を施行しています。昭和30(1955)年1月1日に、与瀬町他1町2村が合併し新町制施行の際に湖の名を採り相模湖町と命名。それに合わせる形でこの駅も与瀬から相模湖に改称されました。相模湖町は平成18(2006)年3月20日に同郡の津久井町と共に相模原市に編入されています。
駅ホームは2面3線を備えます。現在の駅舎は昭和39(1964)年10月に建てられたもので、高尾以西では早々に木造駅舎が無くなった駅となっていますが、この駅舎改築は相模湖が東京オリンピックのカヌー競技の会場になったことに起因するものです。その相模湖は国道20号を挟んで駅の反対側に広がります。湖自体が観光地で、四季折々の自然が楽しめます。湖畔には相模湖ピクニックランドがあり、駅からはバスで8分ほどで行く事が出来ます。
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