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2006/04/29撮影 |
この桃内駅より南相馬市に入ります。駅は丘陵地域に設置されており、県道から坂を上ったところに駅前広場があり、そこから更に階段を上ってホームに行き着く構造をしています。両隣の浪江や小高と比べると格段に乗降客数が少なく、国鉄時の早い時期に無人化しています。
もともとは昭和19(1944)年2月15日に桃内信号場として開設され、戦後になって正駅に昇格しました。現在は無人駅ですが2面3線の設備を備えており、列車の待避が可能です。国鉄時より残されていた木造駅舎は解体され、平成13(2001)年3月に現在の待合室に生まれ変わっています。
駅開業時の住所は相馬郡福浦村(ふくうらむら)。桃内の名はその福浦村の地籍より採られました。昭和29(1954)年3月31日に小高町、金房村との合併により小高町となり福浦村は消滅しています。平成18(2006)年1月には合併により南相馬市となり現在に至ります。
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