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2004/01/21撮影 |
桑折町を一駅経由し電車は伊達郡国見町へと入ってきます。国見町は福島県北端の町で、町内には2駅存在しますが、最初の駅がこの藤田駅です。駅は国見町の中心部に近いところにあります。ただ、駅の周囲はそれほど街といった感じではなく、市街地は駅から1Km弱南へ行ったところ辺りに開けています。国見町役場もそちらの市街地近辺にあります。
駅ホームは2面3線。下り電車はこの藤田で折り返す電車が日に数本あります。駅舎は昭和17(1942)年建築のもので、伊達、桑折、そして藤田と古い木造駅舎が健在です。前2駅と異なり、この藤田駅にはみどりの窓口が備わっています。
駅名の藤田は開業時の村名です。伊達郡藤田村は大正4(1915)年11月10日に単独で町制を施行し藤田町となりました。その後、藤田町は昭和29(1954)年3月31日に周囲の4村と合併をし国見町として町制を施行、現在に至ります。
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