|
2004/04/21撮影 |
平成9(1997)年10月1日、北陸新幹線の一部分である高崎~長野が開業し(長野新幹線と呼称されています)同時に開業した新駅です。ただし、この駅は長野新幹線内では唯一他の路線に乗り換えることの出来ない、新幹線単独駅。しかも、周囲にはこれといって何もなく、とても新幹線の停車駅とは思えない、山並みが広がっています。
駅名は所属の安中市と隣の榛名町との合成地名となっています。本来は榛名の名前をつける予定はなかったのですが、榛名町からの再三の要請があったようです。この駅から同一市内にある、信越本線の安中駅、磯部駅ともに9kmほど離れており、連絡は磯部駅とバスで行っているだけ。約5km離れている榛名町の市街地へはバスなどの連絡もなく、まさしく陸の孤島といった表現がぴったりです。なお、榛名湖などの観光地へはこの駅より、上越線の渋川駅利用が便利です。
JR東日本はこの駅周辺の開発リゾート住宅『びゅうヴェルジェ安中榛名』を盛んに宣伝していますが、果たして成果はいかに。逆にこのリゾート地の成否がこの駅の発展の鍵を握っているような感じがします。
|