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2006/04/29撮影 |
双葉駅は双葉郡双葉町にある唯一の駅で、駅を中心に市街地が形成されています。町役場は少し離れていて駅から1Kmほどの所になります。海までは3Kmほど距離を置いており、海沿いに双葉海水浴場があります。
駅ホームは2面2線の相対式。大野~双葉は複線ですが、ここから下り方は終点の岩沼まで単線が続きます。駅舎は平成10(1998)年8月にコミュニティーホールなどを併設した駅舎に建て替えられています。入り口上部にはからくり時計が仕込まれており、設定時刻に人形が動きだします。
駅開業時の住所は双葉郡長塚村(ながつかむら)で、駅名も村名を採り長塚として開業しています。長塚村は昭和26(1951)年4月1日に新山町との合併により標葉町(しねはまち)として町制を施行し消滅しています。その後標葉町は昭和31(1956)年4月1日に双葉町と改称、町名改称の3年半後には駅名も双葉に改称しています。なお、双葉という地名は郡名によるものですが、この郡名は明治29年に郡の統合により標葉郡と楢葉郡がひとつになった際に生まれた地名で、両郡名に『葉』の字が入っていることによって付けられた合成地名です。
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